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iDeCoで「元本確保型」を選ぶと「元本割れ」する??教えて今井さん

確定拠出年金には、大きく分けて「元本確保型」と「元本変動型」があります。

確定拠出年金の金融機関を選ぶ上での手数料についてです。確定拠出年金は長期で老後の資金を積み立てていく制度なので、信託報酬などの運営管理費用が低い商品を選ぶほうが有利なことが大前提です。

実は、iDeCoは手数料がかかるのがデメリットで、事務手数料に毎月かかり、国民年金基金連合会に支払います。また、資産管理手数料も毎月信託銀行に払います。さらに、運営管理手数料は金融機関によって異なりますが、毎月かかります(無料もあり)。

企業型DCは運営にかかる費用は会社が負担するので大丈夫です。

iDeCoで毎月運用しても、年間で数千円の手数料がかかるので、元本割れを起こしてしまいます。そのため、現在の低金利の時代だと、元本確保型の商品への積立ては、あまり得策ではありません。

個人型・企業型確定拠出年金ともに、投資信託ではなく、安全性の高い元本確保型が初期設定の企業が依然として過半数に上っています。

初心者の方は「よく分からないから怖い。だから安全な元本確保型を選んでしまう」

実質的には拠出金を運用に振り向けず、まったく増えない状態を選んでいることになります。そして、将来退職時に愕然とすることになるのです。

確定拠出年金制度(DC)企業型で約750万人、個人型(イデコ)で約200万人と、欧米にはまだまだ遠く及びませんが、着々と普及へ向かい始めています。しかし参加者は増えていても、残高の半分以上が預貯金あるいは元本確保型保険という中身を見ると、残念な内容なのがDC、iDeCoの現状です。「イデコは節税メリットがこんなにお得」という類いの誘導で説明されることが多く、制度目的をきちんと伝わっていないことが原因だと思います。

もちろんDC・iDeCoは年間拠出金額が全額所得控除の対象となることから、各人の拠出金に対する所得税率分が還付される経済的メリットは大きいわけですが、本来はしっかり運用を続けることにこそあるのであって、むしろ所得控除は制度に付与されたおまけというくらいに理解してほしいのです。それでもまだ分からない不安と思う方がいたら相談してみて下さい。

次回はiDeCo(個人型確定拠出年金)DC(企業型確定拠出年金)についてです。